現状では、介護士として働く場合には面接こそが最重要ポイントとなります。
なぜなら、介護士が利用者に対して虐待を行うケースが頻発しているからです。
溜まったストレスを、利用者に対する暴力で解消をするようなケースも出てきていて、業界内で大変な問題となっています。
時には大きなニュースになるような問題を起こす人までいるため、どこの施設でも人材の選定には気を使うようになってきているのが現状です。
したがって、求職者の一人一人に対して、性格に問題がないかきっちりとチェックされていると考えて面接を受けることが正解です。
現状においては、面接には相当な緊張感を持って臨まなければなりません。
昔は人手不足なあまり、来る者拒まずで適当に採用をしていたケースもあったようですが、人を相手にして行う仕事であるためそのようなことはやはり許されません。
そのため、いくら人手不足でも、きちんと質疑応答をして、本当に介護士としての適性があるか見極められることになります。
間違った言動を取ってしまうと、いくら優秀な人であっても落とされてしまうことがあるかもしれません。
施設側もリスキーな人材を雇うわけにはいかないので、きちんと礼儀正しく面接をこなす人でなければ受かることはできません。
そのため、事前に質問されることに対してきちんと答えられるようにしておいたり、志望動機を明確に伝えられるようにしておくことがとても大切であるといえます。
また、既に介護士としての経験があるというのは大きな武器になります。
長年介護の現場で働いてきて問題を起こしていないなら、それは施設側にも大きな安心を与える証拠となるからです。
既に介護士として働いていた方は、自分のこれまでの経験をしっかり話せるようにしておくことも大切です。