介護士の面接では、面接のプロセスとして実際の施設を見学できる場合があります。
面接の途中で施設見学させてもらえることもあれば、別途で施設見学の日を設けてもらえることもありますが、もしも見学できるならぜひ積極的に見学することをおすすめします。
採用担当者と面接をするだけでは分からない職場の雰囲気を、施設見学することによって肌で感じることができるでしょう。
介護士の施設見学では、どんなポイントを押さえながら見学すればよいのでしょうか?
1つ目にチェックしたいポイントは、介護職員の表情や態度です。イキイキと働いているか、お互いに言葉がけをしているかという点をチェックするほか、施設見学に来た人に対して笑顔でハキハキと挨拶できるかどうかという点もチェックしましょう。
無表情で完全無視というのでは、働き始めてからの職場の雰囲気に大きな不安を感じることでしょう。
2つ目のチェックポイントは、利用者の表情や食事などです。
介護職員の働き方は、そこで生活する入居者や利用者のQOLと大きな関係があります。
もしも入居者が無表情で楽しそうでなかったり、身の回りがきちんとケアされていないような場合には、残念ながらその職場は人材不足だったり、利用者へのケアが行き届かなない職場だと考えられます。
3つ目のチェックポイントは、施設そのものです。
掃除は行き届いているか、ごみなどが落ちていないかという点をチェックすることで、職場の雰囲気を肌で感じられるでしょう。
これらのチェックポイントで不安な点が多ければ、もしかしたらそこは残念ながらブラックな職場環境の可能性があります。